禁じられても遊ぶ ~ガラクタの集り~

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KPというお仕事 ~絶対に真似してはいけないキーパリング編~ (TRPG)

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まさかの二作目!!

 

まだ一作目も完結していないのに、ドM何じゃねえのという意見多数。

 

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いいんです。趣味なんだから。

 

 

僕は友人たちがルルブを持っていないので、必然的にKPになることが多くなります。

というか一度もPLにならず、最初のセッションではKPをつとめました。

 

まあKPというものはルルブとシナリオを覚えておいて、多少アドリブに反応できれば誰でもできるもの。

準備さえ怠らなければ、やってみると以外に簡単なもんです。

 

しかし!

 

先日、あまりも準備が不足している状態でセッションを行わなくてはならないことになりました。

 

なにせシナリオが半分しか完成しておらず、ほぼプロットの段階だったのですから!

 

これは頭を抱えます。

 

登場する神話生物。

重要NPC

キーアイテム、謎解き。

 

すべてが骨組みの状態だったのです。

しかも今回は新規のメンバーが一人。

それでもやはりKPをやらねばなない。

 

いろいろ悩み、適当にオチを作ってしまおうかとも考えました。

ですがそれでは、複線やキーアイテムなどが無駄になってしまう。

そもそもあの馬鹿PLどもはキーアイテムとも思わず、くずかごへ捨ててしまうかもしれない。

 

と、そこでぽんと頭にひとつの案が浮かびました。

馬鹿PLども……。

考え方を逆転させよう。

 

シナリオができていないなら、メンバーに作らせればいい!!

 

TRPGのKPをやっていて最も難しいのが、PLの行動の制御です。

彼らは僕の意図を汲み取ることなどはせず、自由気ままにゲームの世界を歩き回ります。

 

ドアを開けてほしいのに蹴破ったり、

押すなというボタンを押すし、

平然と友人NPCに襲い掛かったりする、

糞マンチ、糞ルーニー、糞天然どもです。

 

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(KPにとってのPLのイメージ)

 

どうせシナリオブレイクすることが前提ならば、未完成のシナリオでも問題ないのでは?

KPとしては、とてもじゃないですが褒められたことではありません。

 

KPとは、そのセッションに責任を持ち、楽しく快適な遊びを進行する最も重要なポジションです。

 

その役目を果たさずに、PLに進行を任せていいものか……。

あの、

ショットガンを街中で持ち歩く、

イケメン設定なのにのっぺらぼうの立ち絵を選択する、

とりあえず爆破する、

あの糞マンチルーニー天然初心者どもがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

はい。罪悪感なし。

お前らが話を作れ。

迷わず行けよ。行けばわかるさ。

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てなことでセッション開始しました。

こんなことをいいつつも、骨組みがあれば本筋がぶれる事はそうありません。

 

今回のセッションは船での怪事件。

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船に乗せる口実は……。

 

PL1「俺は探偵だから、その怪事件についての情報を聞きつけて乗り込むって感じかな?」

僕「そうそう!(知らんけど) 君の昔なじみの探偵が君に調査を依頼してきたぞ!!(そんなNPCの予定はなかったが)」

PL2「メイドだし、ご主人からチケット貰ったってところだろうな」

僕「お察しのとおり!!(なるほど!!) 君は友人のメイドNPCと一緒に船に乗り込む(このメイドは後の被害者役に使えるかもな)」

PL3「俺はPL1のPCと友人設定だから、一緒に乗り込むことになるな」

僕「そうしてもらえると助かる(そうしてもらえると助かる)」

 

と、開始早々アップデートがたーくっさん!!

PS4のゲームならば間違いなくクソゲー扱い。

それでも絞るところだけ絞っていれば、次の場面には移れます。

 

と、ここでPL2が船にショットガンを持ち込もうとしている!!

許可すればゲームバランスが崩れる……。

かといって、だめと言ってPL2の長所を潰すのは忍びない……。

 

そうだ!

 

僕「船の前には行列ができています。全員乗客のようですね。もちろん彼らは危険物がないかの荷物チェックを受けています」

PL2「え! じゃあショットガンの持ち込みできないの!!」

僕「そうですね。では『幸運』か『言いくるめ』に成功すれば、船を降りるまで倉庫で預かって貰えるよ」

PL2「事件の時に取りに行って事ですね。わかります」

 

と、自然にショットガンを没収できたほか、後のストーリーへの複線を張ることもできました。

 

詳しいセッションの内容は、今後動画化する予定なのでお待ちください。

とにかく、そんな内容がまったく入っていないシナリオなのにも関わらず、

味のあるモブNPCや、B級のアクション映画のようなストーリー展開、ハチャメチャなトラブル、前回のセッションからの引継ぎ要素など、

非常に濃いシナリオ展開となりました!!

 

もちろん無事にセッションは終了し、友人たちも喜んでくれたようです。(糞って言ってごめんなアホども)

セッションが終わった後の、「面白かった」の一言を聞きたいからこそ、PLではなくKPなんていう不遇ポジションを引き受けるわけです。

 

PLの我侭とシナリオ。

娯楽性とルール。

おもてなしの心と相手に任せる無責任、そして妥協。

 

こんな風に頭を柔らかくしないとKPはやっていけません。

TRPGをするときは、それぞれの立場を考え、

相手をリスペクトするプレイング、キーパリングを心がけましょう。

 

けっして僕みたいなことはしてはいけません。

僕と友人たちの仲だからこそ可能だったという話です。

 

それでも僕と遊んでいただけるならば歓迎です!!

どうか、大船に乗ったつもりで安心してください!!

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